誰の物でもない

しあわせになる方法

自然豊かに暮らす人のところに行って、
木になっている実を指さして、
「あれは誰のもの?」
と聞くと、
「誰の物でもない。誰が食べても良い。」
と答えが返ってくる。
資本主義社会では、
全ての物が誰かの物(私の物)である。
手の届くものだけでなく、
窓から見える空以外のほとんどの物が誰かの物である。
誰かの物であれば、おなかが減っても食べられないし、
ことわらずに食べたら、盗んだことになる。
自分の物だと思ったら、盗られないようにしたくなる。
それがいかに窮屈な事か、
自分が豊かに暮らすために、
他人の時間さえも、自分の物として使いたがる。
釣った魚は誰の物か?
釣った人の物と思いがちだが、
そう思った時点で窮屈になる
誰かが食べるまでは、
一番食べたい人の物と思うようにしよう。笑
ああ魚が釣りたい!

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