TOTO EUD510が止まるのでTYH948の代替品で修理完了!

作る・直す


TOTOの食洗機を10年近く使っています。
その食洗機が途中でピーピー言うようになり、分解してみたところ、給水エラーだという事が分かりました。
状態としては、スタートを押すと問題なく動き、何度かピーピー→スタートを繰り返すと正常に終了します。
分解して分かった事ですが、F70140Sという部品が壊れていて給水が遅いため、エラーになっているようです。
そこで、先駆者の皆様を参考にさせて頂き、
う~ん。。食器洗浄機 壊れちゃった(ので、修理)
食洗機の修理(その後)
代替品のTYH948を探したのですが、売り切れ・・・
しかし、ここまで調べたのだから諦められず・・・
結論から書くと、部品(パッキン)を取る部品(電磁弁)を購入し、入れ替えると完治しました^^


購入した部品は下記になります。

同様の部品がたくさん出品されていますが、ネジ径26mm、チューブ径15mmであれば大丈夫だと思います。
また、ネジを外すのに特殊工具もしくはネジザウルスが必要になります。



さて、分解です。
向かって右側と下部のパーツを外したいため、右側のネジの前面と背面、背面の下のネジをすべて外し、右側のパネルを外します。

すると中にフロートがでてきますので、外して洗浄します。
ここが汚れて動かなくなる事があるようですが、それよりも、汚れた水で洗う感じが嫌です(^^;

次に、倒してから底のネジを外し、底のパーツをずらします。
基板の奥に電磁弁があるため、短いドライバーで基板を外します。
短いドライバーが無い場合は、左側面の板も外して、底のパーツを完全に取り外しても良いかと思います。

給水ホースをねじって外し、もう一つのホースはピンをつまんで外します。

ソレノイドバルブと呼ばれる電磁弁を外せました。
元々は、F70140Sという部品を交換すれば良かったらしいのですが廃盤になったため、TYH948を使う方法で皆さんが治されていましたが、それも廃盤になったため、この部品を分解して修理します。

まずは、特殊ネジを外します。

次に黒い部品を外します。
棒の先のゴムが劣化していたため、丁寧に拭きました。

問題のゴムに到達しました。

劣化してぱっくり割れています。

そこで、Amazonで購入した部品から、パッキンを取り出して交換します。

そのまま使えると嬉しいのですが、200Vタイプしか販売されていないため、100Vだと正常に動かないと思われるので、ゴムの部品だけ使います。

こちらは、普通のネジのため、簡単に分解できました。

このゴムだけ売っていれば、無駄な事をしなくても良いのに・・・。
壊れる物作りをする松下幸之助イズムの設計です。

ゴムを入れ替えて、組み立て直して完成です^^
この修理で直るかの判断基準は、
食洗機をスタートさせたときに、水の勢いが弱く、何度も止まるがスタートボタンを押すと復旧できるパターンの時です。
穴の空いたゴムをボンドで修理されている方もいらっしゃいましたが、たぶんすぐに破れるので、部品交換をお勧めします。
また、部品が届くまでの間は、開始後に一旦停止させ、水を1リットル入れてあげれば、スムーズに進みます。
この機種を使われている方も減ってきているかと思いますが、誰かのお役に立てればさいわいです。

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