IoTルームが凄すぎて驚いた!&AND HOSTEL

Android

IoTに興味があるため、&AND HOSTEL UENOというand factory株式会社が企画したホテルに宿泊してきました。
このホテルの基本はドミトリーという事もあり、90%以上が外国人で千円台から宿泊出来るため、ほぼ満室でした。

今回泊まった部屋は、IoTを体験できる一番高級な「IoTダブルルーム」という1泊1万円以上の部屋。
先に、書いておきますと、凄すぎたのは、期待値と現実のギャップ、そして、そこで起きた様々な事です。笑

ラウンジ

ホテルに入るときは、縁側みたいなところで、靴を脱いで入ります。

中は結構オシャレで、様々なIoT機器の展示があります。
ちょっと触ってみたのですが、ほとんどの機器がペアリングの設定が切れていたり、操作説明もなく使い方がわからなかったです。汗
いろいろ並んでいるディスプレイ感は、悪くない感じでした。
ホテルの方から、簡単な説明を聞いて、住所などをパソコンに入力しました。
この宿泊人数を一人で対応できるというシステムは、なかなか良いですね。
ホテルの方は普段は大学生をしていて、留学前に外国人とのコミュニケーションをとる目的でやっているバイト君でした。
色々話しましたが結構優秀な方でした。ちなみに、バイト料は安いそうです。笑

いざ部屋へ!


それでは、今回の目的のIoTということでスマホを受け取って部屋の前で操作すると、
ウィーンガチャン結構ゆっくりです。

鍵が開き、照明が付きました!
お、ちょっとIoTって感じ。


部屋は広くてきれいです。

空気清浄機のONOFF


さっそく、IoTで遊んでみましょう。
花粉症なので、まずは空気清浄機から付けてみよう!
スマホから操作する
・・・
動かない。

あ、リモコン発見、スマホが駄目なら、これで操作するのかな?
電子ペーパー的な多機能リモコンってあるんだなと思いつつ、Air cleanerを選択するも
・・・
動かない。
機械壊れてる??
持ち上げると
・・・

コンセント刺さってないし!笑
・・・オペレーション的に掃除にコンセントを使ったのかな。

カーテンの開閉


という事で、次は、一番機能を知りたかったカーテン!
スマホでクローズを選択するとウィーン。
という音
・・・
開かない。
あ!縛ってあるから?
と思って、はずしてもう一度。
ウィーン
・・・
ウィーン
・・・
開かない。

仕方がないので、システムを確認してみる。

この白い機械がクローズで右、オープンで左に動く。
でも、設置位置間違っているし。汗
そもそも2枚あるカーテンのうち1枚にしか付いていないし。汗。
さらに窓は2面あるから、カーテン4枚あるし。
その上、うるさいのに動きも遅い。
結構な勢いで破綻したシステム。笑
もうちょっと、ちゃんと設計・管理しましょうね。

シャワーの予約


シャワーでも浴びるかと、予約しようスマホを見ると、全部使用中。
皆行く時間だしね。と思って、とりあえず、歯磨きに洗面所へ。

赤いランプ?入ってる?
ここまで、いろいろあると何も信じない。笑
ノックすると、空いてるし!
ということで、準備してシャワーに・・・

足元に黒いカビたマット・・・
ダメだ。・・・これを踏むのは無理・・・
ということで、近くの銭湯へ。
久しぶりの銭湯は楽しく満喫。
・・・

自動販売機にもやられる


風呂上がりに、ホテルに入り口で、飲み物を買おうとして、自動販売機で水を購入。
ガチャン!
・・・甘いジュースが・・・
お釣りを見ると、一番安い水の値段しか引かれていないので、押し間違いではない。
バイト君に伝えると、「ご愁傷さまです」と言われる始末。
いろいろありますねと。二人で笑う。

部屋に戻ろうとしたら・・・


部屋の前で、鍵をスマホで操作・・・
・・・無音・・・
開かない?
もう一回
・・・無音・・・
開かない!!!

バイト君から鍵をもらう。

鍵を閉めてみる

部屋に入り、鍵をスマホで閉めてみる。
・・・ウィーン・・・ガチャン
動くじゃん!
え?!
・・・部屋が真っ暗に!!

鍵が照明の消灯と連動??
外出専用の設計ですか???
※ナイトモードは、鍵を閉めて照明を暗くするため、鍵だけを閉めるスイッチはありませんでした。

照明の点灯はどこ?


「照明の点灯」をスマホの画面で探すも、、、無い。
・・・
IREMOCONをタッチしたあとにあった。

一番使う照明やTVがトップに無い。
ユーザーインターフェースの設計的にも疑問。

テーブルの照明に騙される


ちょっとメモを書こうと、テーブルの上の照明を使おうとしてみる。
スイッチがない。
これもIoTかな?
いろいろ探すも無い。

おっ。壁にスイッチがある!
これだね。
ポチ。
・・・部屋の照明が消える・・・

照明(hue)の仕様にも疑問

再度付ける。
・・・色が違う・・・
初期設定に戻るのね。
照明の設定を元に戻そう。

スマホでゲージを動かしてみる。
あ、、、照明の状態は100%なのに、スマホの表示は50%になっている。
つまり、スマホ→照明の操作はできるけど、照明→スマホのフィードバックは無いってことですね。

IoTでない機器もある

そうそう、私は机の上の照明をつけたかったのです。
もしかして、、、

机の下にスイッチが落ちていました。笑
いろいろあって寝る。
ベッドの寝心地は悪くなく、熟睡。
朝は、隣の洗面所のドライヤーの爆音で起きる。壁が薄い。
トイレに行くと、各所の端にホコリが・・・。
廊下を戻ろうとすると、、、、ん?

火災報知器が隠してあるので、消防法に抵触してますよ。

荷物を片付けて、チェックアウトに向かうために頭をぶつけそうな階段を降り一階へ。

スタッフの方はすべてを知っていた・・・

チェックアウトといっても、鍵を返すだけ。
他の方がいなかったため、スタッフの方とおしゃべり。
IoT機器の多くは1年で壊れたらしい。
つまり不具合があることはスタッフは知っていてオーナーにも伝えていると。
ちゃんと直すか、予約の時に伝えんかいっ!
と突っ込みたくなる・・・。
最新の製品にアップデートするか、全て撤去をお願いしているが、オーナーが新しいホテルに忙しいらしく進まないらしい。
よくあるパターンですね。
経営者は運営に興味がない。苦笑

まぁ、いろいろあったけど、良い経験になりました。
仕事には愛が大事という事で。
※そもそも、ここの機器はIoTではなくLoTですね。
つまり、インターネットを使っているのではなく、LAN程度のネットワークで完結しています。

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