平和って絶対にならないだろうなと思うけれど、今は平和だと思っています

しあわせになる方法

平和の定義があいまいだからかもしれないけれど、
生物多様性ってことからすると、
平和を主張する人の平和って
絶対にならないだろうと思います。
人という生き物が争わないというのが、
平和だったりするのかもしれないけれど、
いろいろな価値観を持った人がいて、
みんな自由に考えを持って行動選択しているから、
今、生き物が生き残っているわけです。
だから、多様性を認めることが、
平和に必要だとされています。
多様性を認められず、
相手を認めないから、
争いや戦争になるわけです。
でも、関係しあっていて、
それぞれの能力が違って、
考え方が違ったり、暴力的だったり、
搾取したり、搾取されたり、
影響し合ったりしているわけなので、
平和を望む人がいれば、
平和を望まない人が出てくるのが
多様性なのかなと。
投獄されている犯罪者からすると、
牢屋に入っている事は理解できないかもしれないですし、
日本の価値観との相違というだけなのかもしれません。

長女が、学校でカッコーの歌を習ってきて、
家で歌います。
カッコーは托卵する鳥です。
正直、私は、極悪な鳥に思っています。
卵を温めている他種の鳥の隙をついて、
卵をその巣に産んで、代わりに一個を持ち去る。
カッコーの雛は早く孵化する。
そして、卵からかえったカッコーの雛の最初の行動は、
他の卵や雛を巣から捨てること。
これを誰からも教えてもらわずに、
本能で全部やるわけです。
凄いと思いませんか?
そう思うと、人間の意識や無意識や本能なんて、
同じレベルに思えます。
カッコーは産まれながらにして、
かなりの極悪ではないでしょうか?
鳥界の平和は、カッコーがいる限り有りえないのでしょうか?
だから、カッコーは淘汰されるべき鳥なのでしょうか?
托卵される側の鳥も、
自分の卵でない事に気が付いて
巣から捨てる場合もあります。
日本社会からすると正当防衛になるのでしょうか。
また、托卵された鳥は、自分が孵した雛を
カッコウの雛だという事に気が付いていないのでしょうか?
気が付いているけれど、育てているのでしょうか。
日本社会からすると児童相談所の運営でしょうか。
本人(本鳥)でないと分からない事ばかりです。笑
そもそもカッコウは、巣を作って自分で卵を温めていたはずです。
なんだかの理由で、托卵するようになりました。
縄張り争いかもしれませんし、
なんだかの協力をしあっていたのかもしれません。
よくわからないけれど、他人の巣に卵を産んだカッコーが
生き残った。
でも、人間の男性もカッコウみたいなもの
かなと思うこともあります。
他人の夫婦に自分の子孫を残すこともできます。
多様性でカッコウのような人間が増えて、
自分たちが被害にあっても
平和でいられるのでしょうか?
ガンジーの様に、清貧な生活をし、
暴力にも絶対に暴力で返さない。
そのような人ばかりが生き残ったとしても、
多様性があるため、
暴力で返す人が現れるのではないでしょうか。
生物は多様性があるから、
環境の変化に適応して、
今、生き残ってきているわけなのです。
平和も含めて、人間の考えは、
すべては自分自身の心の持ちようなので、
相手を否定しているかぎりは、平和にならないと思います。
と考えると、生き物は好戦的なものなのかも
と思います。
自分が生きるために、
他の生き物の命を奪っても、
平和だと思っている人間として
私は思います。
今は平和だから、安心して毎日眠れます。
ありがとう。

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