先日の大トロどーんに気を良くしてか、
家で贅沢な夕食を食べるブームが来ています。
第2段はステーキです。
相方が570gで1,700円のニュージーランド牛を
サンエーで買ってきました。
300円/100gの牛肉のため、お安い方ではないでしょうか。
個人的にニュージーランド産の牧草牛は、
食品として安全性が高そうなので、好きです。
牛肉と言えば、国産をはじめとして普通に買えるお肉は
遺伝子組み換えのトウモロコシなどの穀物を与えて
育てた牛のため、牧草牛というだけで、安心感があります。
また、EUだけでなく中国でさえ成長ホルモンが禁止されていますが、
日本、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ニュージーランド等は、
禁止がされていません。
EUの統計によると、成長ホルモンの使用を禁止してから、
乳がんの発生率がかなり下がったらしいです。
サンエーのお肉は成長ホルモン不使用と記載していないため、
残念ながら、成長ホルモンを使ったお肉なのではないかと思います。
ニュージーランド産やオーストラリア産のお肉は、
管理がしっかりされているため、
EU向けに生産するものは、成長ホルモンを使わないそうです。
逆に言えば、不使用と書いていない限り、
間違いなく、使っているという事だと思います。
それでも、アメリカ産、オーストラリア産、国産よりは、
自然に近い牛肉なのではと思って、選んでいます。
つまり、日本という国は、国民の健康ではなく、
経済性ばかりを追い求める思想が根付いた
消費用の植民地なのだと思ってしまう自分が切ないです。
といっても、成長ホルモンの禁止されていない日本に住んでいる限り、
成長ホルモンの入っていないお肉を食べずにいることは、
庶民にはほとんど不可能に近いです。
だから、それほど気にすることは無いと思いながらも、
選べるなら選びたいと思うというのが本音です。
オーストラリアのスーパーの様に、
消費者の事を考えて、成長ホルモンを使わない肉しか扱わないという
気合いの入ったスーパーが沖縄にできないでしょうか。
もしくは、沖縄に入ってくる食品は、
EU基準で安全なものしか入れられない
という強気の条例を作るか・・・。
さて、前置きは長くなりましたが、
肉に塩コショウをしてジップロックに入れます。
anovaを使って、51℃で2時間の低温調理。
鉄板にココナッツオイルをひいて、
先にニンジンと玉ねぎを弱火で火を通して、
付け合せを作ります。
その後、野菜を取り出してから、
火を強くして、ジップロックから取り出した熱いお肉を
そのまま表面だけを数秒焼いて、すぐに完成。
鉄なべの蓋で焼いてそのまま食べるという演出が加わるので、
ステーキハウスなみの仕上がりです。
低温調理なので、当たり前ですが、ステーキの断面は完璧です。
食べる時に塩を少しつけながら食べましたが、
間違いなく絶品でした。
家族4人で500gのお肉があれば、
それだけで十分贅沢な夕ご飯になることが分かりました。
明日の夕飯は、ソーメンか卵かけごはんかなぁ・・・
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
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