沖縄に移住してきて以来、ずっとやりたかったカウボーイスタイルのタコ取りをやるため、道具作り!
つまり、ンヌジグヮーユベーをしたくて、仕掛けを釣具屋さんで見たけど、自作できそうだし、、、
と悩むこと10年。重い腰を上げてみました。
きっかけは、先日、超人の友人が道具を持っていて、ご一緒させて頂く機会があったことです。
私はエギで参加してみたけど、坊主><
友人はンヌジベントで2匹ゲット&逃がすの多数。
って事で、やっぱり、ンヌジベントが欲しくなり、色々調べて自作しました。
調べていくなかで、分かったことは、、、、
取れるタコは、和名が「テナガカクレダコ」。
沖縄方言で一般的なのは「シガヤーダコ」。
別名として「シガイ」「ンヌジ」。
石垣島では「ンムズナー」「ウムズナー」。
小浜島では「ムンツァン」
竹富島では「ンゾー」
宮古島では「ムンチャー」?
そして、各地方で取り方も違うという、謎が多いタコ。
ざっと調べて見た感じでは下記の通り。
https://kiirononeko.ti-da.net/e8126672.html
http://www.monstersproshop.com/okinawa-shigaya-fishing/
https://see7.ti-da.net/e3079851.html
https://lv24.ti-da.net/e2921230.html
https://blogs.yahoo.co.jp/junji629/GALLERY/show_image.html?id=26538088&no=0
https://blooooog.ti-da.net/e2631372.html
http://www.chie-project.jp/001/no08.html
https://ameblo.jp/okinawa-yunta/entry-11599478731.html
https://kubaya.ti-da.net/e3391121.html
https://kubaya.ti-da.net/e3026862.html
http://blg.okinawabbtv.com/blog/3448.html
https://umiusagi.ti-da.net/e630792.html
ンヌジベントに使用する貝は、マダライモガイが一般的。
その他に、ニシキノキバフデを使うみたいなのですが、何度探しに行っても見つからず・・・。
マダライモガイを探すのも中々大変だったので、テラジャーも混ぜて作成しました。
作り方は、結構簡単でした。
まずは、貝を紙やすりである程度磨いて、貝に穴を開けて糸を通せるようにします。
貝の先端?をコンクリートなどで平らに削ってから、1.5mmぐらいのドリルで穴を開けるのですが、この時に分かったこと。
マダライモガイは簡単に糸が通るのですが、テラジャーは奥までドリルで穴を開けないと糸が通りづらい。
(さらに使ってみて分かったのですが、マダライモガイの方が視認性が良いため、タコが付いているか分かりやすかったです。)
つまり、貝の選定は人間側の理由だと思いますので、テラジャーでも取れると思います。
(テラジャーなら波がぶつかりそうなテトラや岩の間を探せば結構簡単にあります。)
その後、適当にダイソーで購入したビーズを入れながら、15cm~20cmの間隔で5~6個通します。
全長が手を上に伸ばして、腰ぐらいまでの長さにする方が、使いやすいです。
糸は30号のナイロンを使いました。
細いと貝との摩耗で切れるみたいなので、太めを使用しました。
私は、1.2mぐらいで作成した後、貝の開いている部分をホットボンドで埋めました。
ここを埋めることで、タコが空の貝だと気づかないようにするそうです。
その後、つや出しのコーティングにUVレジンを塗りました。
マニキュアのトップコートと迷いましたが、UVレジンの方が強いらしいので選択。
自分で作った仕掛けで取るという喜びを求めて、自作しました。
1個作るのも3個作るのも同じかなと思って、貝がある分を作りました。
釣具屋さんで2,000円~3,000円で販売されているため、材料費を考えると購入の方が安いかと思います。
また、たぐり寄せる道糸は、ステップ具志川店で10m600円を購入しました。
たぶん、テトロンとか呼ばれている手釣り用の40号ぐらいのポリエステルの編み糸だと思います。
コシがあって結び目が出来づらいため、他の糸より絡みにくく使いやすいです。
竿に付けて投げる方もいるそうですが、完全にサイトフィッシングのため、手軽さを考えると手投げで十分だと思います。