職場で、18歳の新社会人と触れ合うことがあります。
その18歳は工業高校出身で、
建物の機械や電気をメンテナンスする仕事をしています。
どれぐらいできるのかなと思って、
職場で使っている自転車が壊れたため、
修理をお願いしました。
手順を聞くと、、、わからない(^^;
教えてあげて、工具を持ってきてもらいました。
すると、、、ナットを外すのに、
まず、モンキーレンチを使おうとします。
モンキーはナメやすいので、
レンチを持ってくるように伝えると、、、
ラチェットレンチとソケットを3つを持ってきて、
入らない、入らない、大きい、、、(^^;
12,13,16を持ってきていて、
結局14が答えなので、
ナットを外すことができないのです。
そんなこんなで苦戦しながら、別の壊れた自転車から、
タイヤを持ってきて、入れ替えて、
ブレーキを調整しようとしていたときに、
確認すると、、、泥除けがプラプラしています。
一緒にとめるのを忘れているのです。笑
そこで、話をしていると、、、こんなに大変なら、
家から自分の自転車、持ってきますよ。とのこと(^^;
、、、いや、、、そうじゃなくて。
自転車を直したいのではなく、
あなたを育てたいんです。
あなたの仕事は、壊れた機械を直すことも度々あって、
その機械は100万とか1000万とかするんです。
その練習を自転車でやっているんです。
その18歳は、パソコンはそこそこできます。
しかし、ナットも回せません。
学校で教えることは、
先生が自分ができなくて苦労したことなのでしょうか?
工業高校出ているなら、最低、ナットぐらいは回して、
自転車ぐらいは修理できて欲しい。
ハンダぐらいは自分でやって欲しい。
こんなことを思うようになった自分は、
年を取ったんだなぁと思います。笑